
彼氏が研究でいつも忙しそうなんだけど、実際のところどうなんだろう?
今回は、理系大学院生がどれだけ忙しいのかについてお話したいと思います。
- 実際のところ大学院生は忙しいのか
- 忙しい大学院生の特徴
- 忙しい研究室の特徴
- 具体例を紹介
簡単に自己紹介します。

大学院生は忙しい?
結論からいうと、大学院生の忙しさは個人と研究室に依存します。
簡単に言うと、人それぞれってことです。
大学院生の研究生活は忙しそうなイメージがあると思います。
確かに忙しい人が多いのは事実です。
では、
- 人
- 研究室
この2つのポイントに分けて具体的に説明したいと思います。
忙しい大学院生の特徴
まず第一に、研究生活が忙しいかどうかはその人の性格やタイプが影響します。
研究生活が忙しくなる人の特徴は次の5つです。
- まじめで勤勉
- 責任感がある
- 研究大好き
- 要領が悪い
- 断れない
上の5つをそのままひっくり返せば、研究生活が暇な人の特徴になります。
- 不真面目(⇔まじめ)
- 無責任(⇔責任感がある)
- 研究に興味なし(⇔研究大好き)
- 要領が良い(⇔要領が悪い)
- 拒否する強い意志がある(⇔断れない)
まじめ
勉強ができる人や勉学に対してまじめに取り組む人は、研究にも真摯に打ち込みます。
責任感がある
生まれもった責任感で与えられたタスクをこなそうとします。
研究大好き
シンプルに研究が好きなやつ。
好きなことをやってるので、長時間でも苦にならない。
要領が悪い
計画性がない、効率化を追求しない人も研究に時間がかかるので、忙しくなりやすいです。
断れない
教授から指示された膨大な量のタスクを断れずに、全部請け負ってしまう人もどうしても忙しくなりがちです。
あなたの彼氏は、どんな性格でしょうか?
当てはまる数が多いほど、研究が忙しい可能性が高いでしょう。
忙しい研究室の特徴
次に、考えられる原因はやはり研究室の体質よる影響です。
忙しい研究室の特徴は次の5つです。
- 学生の意識が総じて高い
- 報告会・学会が多い
- 教授の地位が高い
- コアタイムが長い
- 体育会系気質
学生の意識が総じて高い
意識の高い研究室の学生は、自然と研究量が多くなります。
周りの同期や先輩が、ものすごい毎日研究していて報告会のたびに良い成果を出していたら、自然と「自分もやらなきゃ!」となります。
結果的に、気づいたら研究室漬けの生活になっていた、なんて人も。
報告会・学会が多い
報告会や学会は、それに向けて実験量を増やしたり、発表用資料を作成したりする必要があります。
なので、報告会や学会の頻度が多いと、必然的にやることが増えて忙しくなります。
教授の地位が高い
教授の地位が高い研究室は、求められる研究レベルが多くなります。
成果を出すことが求められるので、量だけでなく質も重要です。
コアタイムが長い
これはシンプルな理由ですね。
拘束時間が長いので、忙しくなります。
体育会系気質
研究室の教員の中には、体育会系の精神を大切にする人がいます。
体育会系の人は自分に鞭打ってなんぼです。
それだけならいいのですが、その鞭を他人にも強制してくるのが厄介です。
「おれがこんなに頑張ってるんだから、お前らも頑張れよ!」ということですね。
また、この手の人は、研究の質よりも費やした時間を重視しがちです。
「早く帰るやつはダメなやつ」という風潮をつくりたがるので忙しくなってしまいます。
あなたの彼氏が所属している研究室はいくつ当てはまっていましたか?
「私の彼氏は忙しくなる人の特徴に当てはまらなかったのに、なんで忙しいんだろう?」
と言う人は、もしかしたら研究室の方に問題があるかもしれませんね。
具体例を紹介
わたし(はるかわ)の場合
具体例としてまず、私の例を紹介したいと思います。
- 大学院2年生(研究室3年目)
- コアタイム10時〜17時(土日は休み)
- 報告会は1ヶ月に1回
- 企業との共同研究なのでかなり重要な研究
取り組んでいる研究が企業との共同研究なので、定期的に成果を求められるという意味では忙しい部類に入るかもしれません。
ただ、私はそこまで研究大好き!というスタンスではないので、最低限の研究量を要領よくこなしたいと考えています。

一学生にそこまで求められてもねえ…
なので、報告会直前とかは忙しくしていますが、普段はわりとのんびりゆったりやっています。
土日はしっかり休みなので、週末にはデートに行くこともできます。
周りの大学院生の場合
ついでに、周りの大学院生についてもサクッと紹介します。
忙しいパターン(Tさん)
Tさんは同じ研究室の同期ですが、私よりも倍くらいは研究していると思います。
なぜ、同じ研究室なのにそんなにも差が出るのか。
それは、Tさんの性格が影響していると思います。
Tさんは、とても勉強ができるしまじめな性格なので、教授らからの期待が半端ないです。
それに応えるためには、やはり研究量が必要になります。
場合によっては、土日返上、深夜まで研究することもあります。
忙しくないパターン(Yさん)
知り合いのYさんの研究テーマは、PC1台あればどこでもできる研究です。
研究室に来なくても研究できます。
なので、学校に来るのは週に1回程度で、あとは完全フリーです。
教授は学会などで忙しくて学生にかまう時間もないようで、完全放置状態みたいです。
Yさんは、研究室がない日はもっぱらバイトをしているので、時間もお金もあります。

正直羨ましい…
まとめ
いかがだったでしょうか?
- まじめで勤勉
- 責任感がある
- 研究大好き
- 要領が悪い
- 断れない
- 学生の意識が総じて高い
- 報告会・学会が多い
- 教授の地位が高い
- コアタイムが長い
- 体育会系気質
大学院生の忙しさは個人差があります。
忙しすぎて彼女と会う時間がつくれないことも実際あります。
この記事を読んで、少しでも理解してもらえたらうれしいです。
それではまた!🌸
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